暖房費

こたつによる暖房費の節約

冬の暖房はエアコンを使っています。
石油ファンヒーターやストーブを使わないのは、灯油を補充するのが面倒なのと、シーズン内に灯油を使い切るのが難しいからです。

エアコンはヒートポンプで投入したエネルギーの４～５倍の熱を回収するため、効率が良い暖房器具です。

しかし、リタイア後は一日中家に居ることが多くなるので、必然的にエアコンをつけっぱなしになるので、いくら効率が良いとはいっても電気代はうなぎのぼりです。

そこで、冬の暖房の王様であるこたつを導入しようと考えています。

こたつの弊害はよく聞きます。一度潜ったら逃げられない、悪魔の道具です。
こたつはエアコンと違って、部屋全体を暖めるだけではなく、やぐらの中の空間だけを暖めます。

平均電力使用量は１２０Wh程なので、エアコンが４４０Wh（６畳用）だとした場合、約３分の１となります。

こたつの中以外は寒いままなので、真冬の時期はさすがにエアコン無しでは過ごせないと思いますが、こたつに入ることでエアコンの設定温度を１～２度は下げることが出来ると思います。

ちなみに、エアコンの温度を１度下げると電力消費は１０％ほど下がるそうです。
設定温度によって変わってくると思うので、単純に１０％下がるとは思いませんが、いくらかは節約に繋がると思います。

また、こたつに入った場合、エアコンをつけずに済むことが有ると思いますが、その場合はエアコンをつけた場合の電力使用量からこたつの電力使用量を引いた分がそのまま節約にに繋がります。

こたつとエアコンを使用した場合、エアコンの温度を２度下げたとしても、電力使用量はエアコンだけよりも増えるかもしれません。
しかし、ネットで検索してみると、総電力使用量はエアコンだけよりも減るらしいので、これについては実践してみないと分かりません。

ゆえに、エアコンとこたつを併用した場合は、電力使用量はプラスマイナスゼロと仮定し、こたつを使うことでエアコンをつけずに済んだ場合だけを考えます。
１日２５０Whの節約で１４時間、日数は１シーズンで３０日とします。

１０５kＷhの節約となり、電力単価を２１円とすると２２０５円の節約になります。

こたつは安ければ、こたつ布団と合わせても２万円でおつりがきます。
１０年しないで元は取れます。

一応この節約方法は、仕事をしている間は危険なので、リタイア後に試したいと思います。