節税について

株を売って利益が出ても、税金が２０．３１５％かかります。
１０万円儲かっても、２万３１５円が差し引かれるということです。

これはあまりにも大きい金額で、本当にがっかりします。
しかし、僅かな抵抗ですが節税が出来ます。

例えば、今後業績が上向かないどころか、今以上に悪化して株価が下がるのが明白な銘柄があるとします。
こういうときは、その株を見限って傷口がこれ以上広がらないうちに損切りする場合があります。
損きりの額がマイナス１０万円とした場合、利益が１０万円出た株が有ったとします。
すると、通算するとプラスマイナス０円になります。

つまり、損きりしない場合は利益が出たとしても、２万円は税金として持って行かれるので、８万円しか儲からないです。
翌年に１０万円の損切りをした場合、通算では２万円のマイナスになってしまいます。
そこで、同じ年度内に損切りをすれば、通算してもプラスマイナス０円となり、２万円の節税となります。

このような方法で、節税する方法も有るので、損切りは痛いですがどうしても損きりしなくてはいけない場合は、早めに手を打ってしまうことで節約になります。